初心者教室

初心者教室 > 平成19年度(2007年度)第10期初心者教室

平成19年度初心者教室が4月7日(土)午後2時から始まります。 約5ヶ月間(計20回)の長期間ですが、弓道のすばらしさを教室生の人達に伝えていきたいです。 教室生の皆さんも、最後まで頑張っていきましょうね。当日、道場でお待ちしております。

【第一回】 4月7日、一回目の初心者教室が行われました。初回は30人が参加しました。 開講式および自己紹介で始め、弓道・弓具の簡単な説明、まずは射礼を見学していただく等をしていただきました。

【第二回】 4月14日、二回目の初心者教室が行われました。24人が参加しました。弓道の基本である「射法八節」を徒手とゴム弓で稽古しました。

【第三回】 4月21日、三回目の初心者教室が行われました。28人が参加しました。弓を使用しての射法八節の素引き稽古をしました。 今期は初心者教室への応募者が多く、全体で32名の教室生が弓道を学んでいます。 ゴム弓や素引き稽古の時などは道場内を目一杯使っても隣の人にぶつからないように注意しなくてはならないくらいで、道場内は活気で満ちています。 初心者教室終了後も残って経験者教室を見学していく人もいます。やる気が感じられて嬉しいです。 しばらくは基礎練習が続きますが、基本が何より大事ですので頑張っていきましょう。

【第四回】 4月28日、第四回初心者教室が行われました。28人が参加しました。前回に引き続き、射法八節の基礎を指導しましたが、やはり手の内は難しいですね。 教室生の皆さんには今のうちに正しい手の内を学んで頂きたいです。 今日は初めて「矢を射る」という経験をしてもらいました。 一人で矢を射ることはまだできる状態ではないので、ほとんど先生の補助で行ったのですが、記念の日になったのではないかと思います。 今教室の皆さんが手探りでやっていることも、連盟のみんなが通ってきた道です。分からないことが出てきたら遠慮なく聞いてみてください。 初めて一人で引けたとき、初めてあづちに矢が届いたとき、初めて的に中った時。これからドキドキする時間にたくさん出逢います。がんばってください。

【第五回】 5月12日、第五回初心者教室が行われました。23人が参加しました。連休明けにもかかわらず、皆さん精力的に頑張ってますね。 いつも通りの射法八節を行った後、前回と同様に立射にて的前稽古を実施しました。とにかく大きく引き分け、残心が大の字になる様に心掛けましょう。 また初めて入退場の練習をしました。皆さん足並みが揃わずに随分苦労されていた様ですね。 そして補助員による正装(着物)での射礼を見学、如何でしたか。かっこ良かったですね。 これからは8月半ばまで毎週休みなく教室が開催されます。毎回新たに覚える事が増えていきますので、予習復習意識して進んでいきましょう。 焦らず一つ一つ丁寧におこなうことが大切ですよ。あと、先生の言葉を一言一句聞き逃さないようにすることも重要になっていきます。

【第六回】 5月19日、第六回初心者教室が行われました。 参加人数は25人。まずは射法八節の基礎、的前での立射に続き、道場に入ってから出るまでの体配の流れを勉強しました。最後にもう一度的前で引いてもらいました。 毎回覚えることが多すぎて大変だと思いますが、大事な「型」の基礎はまだ続きます。次回は的の貼り方・付け方、正しい矢取りの仕方などを(以前にも少し教えましたが) 講習していただく予定です。今回残って経験者教室を見学した方はとても良い勉強になったことと思います。お疲れさまでした。

【第七回】 5月26日、第七回初心者教室が行われました。今回の参加者は24人でした。 今回皆さんに初めて、的貼りと的の掛け方、安土の整備といった、準備と後片付けを練習してもらいました。 暑い中大変ですが、これも気持ちよく弓を引くための、弓道の一部ですから、ぜひ身につけてくださいね。 今回は先生不在のため、残念ながら的に向かって矢を放つ練習は行えませんでした。 いつものように徒手、素引き、ゴム弓での反復練習と、立射での射場の入退場の仕方を練習しました。 皆さん徐々に流れは覚えてこられたのではないかと思いますが、まだまだこれからが正念場です。 次回までにぜひ復習して、「射法八節」を覚えてソラで言えるようになっていてくださいね。 道場はもう夏のような暑さです。水分をこまめに取って、体調に気をつけて頑張ってください。

【第八回】 6月2日、第八回初心者教室が行われました。 先週先生不在のため実際に矢を番えて弓を引いてもらう練習ができなかった分、今回は、最初の素引き練習のあとは時間いっぱいまで引いてもらいました。 巻藁3+的前2という5並列で、今までにない矢数をかけられたことと思います。まだ矢の扱いに慣れずに落としてしまう人も多いですが、 繰り返していくうちに慣れるものですので、根気よく頑張ってくださいね。来週は体配も練習するので、今まで習ったことの復習も忘れずに。 矢を番えて離すようになると、一度に練習できる人数が限られるので、どうしても待ち時間が出てきます。 その間ただ待っているのではなく、ぜひ弓の扱い、力のかけ方抜き方を研究をしてみてください。肩で弓力を支えるにはどうすればいいのか、弓をどう握ればいいのか、 カケ溝に確実に弦をはめるにはどうすればいいのか…など、いろいろと試してみてください。もちろん、安全には充分気をつけて。 教室は週に1回ですので、どうしても間が開いてしまいます。ぜひ密度の濃い二時間を過ごして欲しいと思います。疑問があれば袴の人を捕まえればすぐに答えます。 まだまだ的に中るようになるには遠い道のりですが、ここ数週間を見ていると、皆さん少しずつですが着実に上達していると感じます。

【第九回】 6月9日、第九回初心者教室が行われました。 今回の参加者は23人でした。 前回に引き続き、前半は的前と巻藁で矢を飛ばす練習をしてもらいました。まだ離れを出すのがおっかなびっくりな感じですが、 繰り返すうちに矢がきちんと飛ぶ割合も増えてきたように思います。ここで初心を忘れず、思い切った元気のいい離れを出せばもっときれいに矢が飛ぶようになります。 元気よくいきましょう。 後半は、初めて坐射の体配を練習してもらいました。坐射をやるようになると本格的に弓を引く雰囲気が出てくるものです。 まずは何より動作を覚えることから始まるので、よく復習しておいてくださいね。 都内の高校で弓道の事故があったそうです。弓を扱うときは充分に気を引き締めて練習に臨んでください。

【第十回】 6月16日、第十回初心者教室が行われました。 梅雨入りした筈なのに…暑かったですね。 今回のメインは坐射による体配(的前稽古)でしたが、どうでしたか?これが全20回の最終目標となります。 いかに美しく、力強く、正確に射法が行えるか、残り10回ですが、1回に一つずつでも良いですから、必ずマスターしていきましょう。 ところで朝霞市の図書館には弓道関連の書物、およびビデオが置いてあります。お金を懸けずに勉強できますから利用しない手は無いですよ。 さあ、これからもっともっと暑くなります。精神修養(?)には良いかも。

【第十一回】 6月23日、第十一回初心者教室が行われました。 天気は快晴、夏の真っ盛り。袴は暑いです。 参加者は18人、今までで一番少ないでしょうか?お休みしたとしても、決して来づらい事など有りませんよ。来週は是非参加してください。 前回同様に坐射の練習をしました。今回は大前(先頭のこと)と二番目以降とで入場方法が異なることを習いました。だんだん本格的になってきましたね。 今は言われた事をこなすのが精一杯で、全体の流れが把握出来ないでいると思います。 初心者教室が終わった後の経験者教室を、是非見学してください。先輩たちにも良い刺激になります。 動作以外にも姿勢、目使い、まずは真似から入ることも良いかも知れませんね。 ちなみに今練習している間合いは埼玉県審査方式といいます。 埼玉県の審査では通常四段から正式な「審査の間合い」で行います。経験者教室の時間帯などに着物を着た人が混じって体配をしている事がありますが、 タイミング等が他の立ちと違うときがありますよね。それです。二つ前の人の弦音で腰を切って立ち上がり、前の人の弦音で取懸けを始めます。 ゆったりとしていますが、張り詰めた空気が違うと思います。でも結構大変。 初心者教室での体配はこの「審査の間合い」と、もうひとつの「競技の間合い」が混じっています。 埼玉県の審査では参段まではその間合いで行うので、俗に「埼玉県審査方式」と呼ぶ人がいます。 二つ前の人の打ち起こしで立ち上がり、前の人の弦音で打ち起こしをします。「審査の間合い、弦音打ち起こし」とも。 要領が書かれたボードが弓具庫にあります。ぜひ見比べてみてくださいね。

【第十二回】 6月30日、第十二回初心者教室が行われました。参加者は増えて22人。 体配(坐射)は皆さん相当苦労されていますね。何をどうしたら良いものやら、判らなく、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。 時間的にも一巡するのがやっとですから、週に1回だけ。一週間経つとほとんど忘れてしまいますよね。 でも悔しいですよね。上手くなりたいですよね。・・であれば、メモを取りましょう!自分なりのマニュアルを作ってみましょう! まずは大きな流れから。細かいことは次のステップで良し。 また、同期生同士で確認するのも良いかも知れません。 これから長く付き合っていく仲間ですから、是非、ともに成長し続けて貰えればと思います。

【第十三回】 7月7日、第十三回初心者教室が行われました。七夕、天気は曇り。先ずは八節の基本を確認した後、先生達の坐射を見てもらいました。 その後実際に坐射の流れを一巡し、休憩後は数引いてもらうことをしました。 受身ばかりではなかなか上達も進まないと思いますので、疑問がある方はどんどん質問してみてください。 あと、終了後も、時間がある方は出来るだけ見学していって下さい。弓道=日々の鍛錬ですので、これは基礎の段階でも同じです。 どれだけ真剣に覚えようと努力したか、それが自然と結果に出てきます。皆さんに長く続けていただくために指導者側も努力しますので、 先ずは「弓道」の入口に到達するように頑張ってついてきて下さいね。

【第十四回】 7月14日、第十四回初心者教室が行われました。 雨にもかかわらず参加人数は22人。最終試験(笑)の9月1日まで残すところあと6回です。 先ず、八節の基本を確認した後、先生の手の内の講義を受け、坐射を一巡しました。その後休憩を挟んで立射をしました。 皆さん少しずつ坐射の流れを覚えてきましたね。流れさえつかめれば後はその上達に力を入れるのみとなります。自分の力で中るようになるととても楽しいですよ。 今日話があったように、9月23日(日)の朝霞市民弓道大会が今期生初の試合となります。全員で参加できるように頑張りましょう。 ところで9月1日が初心者教室最終日となりますが、その後も弓道を続けていこうと思っている方、そろそろ弓道具の購入について考えて見ては如何でしょうか。 自分の道具を手入れすることも、弓の道のひとつです。市民弓道大会には道着を着てびしっと決めたいですね。 弦、弦巻、道着(10000円位)、ゆがけ(20000円位)、矢(15000円位)で計50000円ほどでしょうか?ちょっと高いですが、一度購入すればほんとに長い期間使用することができます。 ちなみに小山弓具の朝霞道場への訪問販売は毎月第四土曜日です。

【第十五回】 7月21日、第十五回初心者教室が行われました。なかなか梅雨明けしないで蒸し暑いですね。 坐射の練習をメインにし、最後の30分は立射で矢数をかけてもらう練習をしてもらいました。 青田先生は不在でしたが、基本的な流れはもう皆さんわかっているはず。あとはひたすら試行錯誤しながらの反復練習です。 自分の中でどうすればうまく体を運べるのか、どうすれば矢がまっすぐに飛ぶのかを、頭をフル回転させながら引いてください。 見取稽古・工夫稽古・数稽古、3種類のどれをやるのかを考えて引いてみる、というのもオススメです。 全20回ですので、これで全体の4分の3を終えたことになります。盆休みをはさんで9月には皆さん卒業。先が見えてきましたね。

【第十六回】 7月28日、第十六回初心者教室が行われました。参加者20人。とてもとても暑くて朦朧とします。これでもまだ梅雨明けしてないんですね。 前半は坐射の練習、後半は立射で矢数をかけてもらう、という形式はもう定着ですね。 今回は休憩後、「目づかい」や「基本に忠実」といった射の基本について青田先生のちょっとした講義がありました。 こういった知識も徐々に身につけていくと、弓道がもっと面白くなってきますよ。教室のあと教本を購入した教室生の人もおられたようです。 ちなみに今日の講義の内容は教本の62ページに書いてあったりします。 あと4回で卒業です。今やっている坐射を一日でも早く一人でできるようにしましょう。暑さに負けないよう、気合を入れて頑張っていきましょう。 今からでも教わったことをまとめたノートを作ってみるのもオススメです。

【第十七回】 8月4日、第十七回初心者教室が行われました。参加人数は21人。青田先生はお休みでした。とても暑い日でしたね。 今回の内容は休憩挟んでの坐射二順。大体の流れは自分たちだけで行えるようになってきましたね。 前にも書きましたが、弓道衣は1セットで充分ですので上下・帯合わせて10000円ほどでしょうか。きちんと帯を締めると気持ちが引き締まりますし、 なにより今大きな顔をしている先輩たちとぱっと見見分けが付かなくなります! 上手に着るためにも多少時間が掛かりますので、早めに購入して着付けの練習をしましょう。不明な点は来週の教室でばんばん聞きましょう。

【第十八回】 8月11日、第十八回初心者教室が行われました。参加人数は17人。今日も猛暑の中での教室でした。 埼玉県審査方式の流れを書いたプリントを配ったあと、いつも通り八節の確認と、坐射の体配一巡。 休憩時間には先週お休みした青田先生が持ってきてくれた産地直送のスイカを皆でいただきました。 その後、先生の講義を聞きました(内容は現在の「弓道」組織の解説と今後の話)。最後に各自的前を引き、終了しました。教室後も練習した方々、すごいやる気ですね。 来週は教室はありませんが、暇な方は来てみれば引いている人はいますので、教えていただけると思います。 再来週は教室後、小山弓具さんがいらっしゃるので、練習着等のサイズ合わせを行うことができますよ。 こう暑いと、「うっかり」が増えますので、確認をおこたらずに注意して練習しましょう。気を引き締めるためにもスポーツの夏を満喫しましょう。 ニュースで観た方はご存知かと思いますが、道場傍の新河岸川にはイルカが上って来ているようですよ。テレビ関係の車も来ていましたね。

【第十九回】 8月25日、第十九回初心者教室が行われました。参加人数は20人。来週の初心者教室最終日は射会を行いますので、今回が練習できる最後の教室となりました。 一手坐射二回、一手立射一回、全て立ちを組んで練習を行いました。とても暑かったので、休憩を2回入れつつ。体配の大体の流れは覚えてきたようです。 細かい動作については、初心者教室終了後も引き続き学んでいきましょう。 夕方、小山弓具さんが来てくれました。多くの教室生が弓道衣などを注文していましたね。弓道衣に初めて袖を通す…楽しみですね。

【第二十回】 9月1日、第二十回初心者教室が行われました。参加人数は23人。最終日ですので射会を行ないました。 一手立射2回と一手坐射1回の計6射を引いていただきました。最後に順位表彰と卒業証書授与、そして今期の初心者教室についてのアンケートを各自書いていただきました。 さて、これから皆さんは毎週土曜日の同じ時間、「経験教室」で先輩たちと共に習練していくことになります。 まずは9月23日(日)の朝霞市民弓道大会で一本でも多く当てられるように頑張って練習していきましょう。 先輩たちは今まで通り、今まで以上に熱心に教えていきますので頑張って上達の道を進んでいってください。疑問質問もどんどんぶつけてきてくださいね。

【10月7日】 9月23日、今期生初の試合である「朝霞市民弓道大会」が開かれました。今期卒業生の参加は16人、ほとんどが道衣を着ての参加でした。 全体で43人が参加し大変賑やかな射会となりました。

さて、卒業から一ヶ月が経ちました。今では夜9時まで熱心に練習をする方々、 土曜日以外も申し合わせて引かれる方々、そして県大会の見学に来られた方々と、みなさん精力的であり、とても嬉しく感じております。 まずはこれからの月々の射会で結果が出せるように、練習を頑張って続けていってください。 次の大きな目標は来年5月の昇段審査での「初段」でしょうか。

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